音楽放談 pt.2

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日本のインストバンド10選(偏り過多)-インストバンド

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先週からせっせと部屋を片付けているのだけど、溜まりに溜まったペットボトルや段ボールなどを片付けて、洗濯物もそれとなく整理したらかなり片付いて、今はとても快適な感じだ。
 
散らかっていても差して気にしないタチではあるが、綺麗な分には悪い気はしない。
 
それでもついおっくうなのは、単にメンドくさがりなだけである。
 
こまめに片付けることは重要だが、そもそも散らかさなければ片付ける必要もないので、これからは気をつけておこう。
 
 
さて、この間会社の人と話をしている時に、彼も音楽が好きだ、という話の延長でポストロック系が好きだ、ということが判明。
 
大学時代の友人以外でその手の音楽を聴く人に会ったことがなかったので嬉しくて、あれこれ話し込んでしまった。
 
彼にあれこれいいバンドを勝手に紹介していたのだけど、そこで思ったのは日本のインストバンドはかっこいいやつが多いということ。
 
インスト自体、日本ではマイナージャンルではあるが、レベルはかなり高いと思う。
 
実際海外でもしょっちゅうライブをやっているバンドは結構ある。
 
言葉がないぶん、通じやすさもあるのだろう。
 
海外の方が受け入れる土壌があることもあるのかもしれないが、ともあれもっと国内でも注目されて欲しいバンドはたくさんあるのである。
 
そんなバンドを改めて紹介しよう。
 

ポストロック日本代表、toe

まずは代表格と言えるご存知toe
 
日本のインスト系を聴く人で知らない人の方が少ないのではないかというくらいのバンドだが、最近ではJTのCMでも曲が使われているため、聴いたことがある人は増えているはずである。
 
メンバーがそれぞれ仕事をしていて、エンジニアのような音楽業界でやっている人もいればデザイン会社の社長もいたり、実に才能豊かな集団である。
 
彼らの音楽においてはドラムがとても存在感があるのだけど、このドラマーの柏倉さんは細美武士The Hiatusでも叩いている。
 
全体的に穏やかな曲も多いが、実にエモーショナルなので、たまに無性に聴きたくなる時がある。
 
彼らは海外でもライブをやっていて、Youtubeのコメント欄には英語など日本語以外のコメントが花開いている。
 

ジャジーでハードコア、mouse on the keys

続いてはこちら。
 
ピアノ、ドラム、シンセのトリオ、Mouse On The Keys
 
以前はジャズとハードコアが主軸にある音楽だったが、今年に出た新譜から打ち込みも入ってポストパンク的な風味も出てきている。
 
モノクロームな世界観はそのままに、よりディープな音楽になってきている。
 
ちなみに彼らの代表曲”最後の晩餐”は、化粧品のマキアージュのTVCMに使われていた。
 

正確無比な叙情的マスロック、LITE

次はこちら。
 
こちらもしょっちゅう登場しているLITE、インストバンドの中では一番好きなバンドである。
 
彼らはいわゆるマスロック的な音楽なのだけど、とにかくその演奏力は突出している。
 
私のような素人が見ても明らかにうまい、ていうかすごい。
 
人間の手ってこんなに動くんだと感動するし、ただでさえ複雑な楽曲を完璧に再現するのは半端ではない。
 
さらに最近ではループも使いながら、メインギターの武田さんはタッピング奏法もマスターして、ますます凄まじいことになっている。
 
ライブではベースの井澤さんもすごいし、ドラムの山本さんもいつも楽しそうにめちゃくちゃ早いイリズムを叩き出している。
 
アクションは少なめだが、中央でシンセとギターを交互に繰る楠本さんもすごいんだけどね。
 
プレイヤビリティは世界でも屈指ではないだろうか。
 
 

オルタナギターインスト、rega

よりロックなバンドでは、この辺りも有名だ。
 
Synchronictyでは常連のrega
 
よりダンサブルなギター中心のインストバンドである。
 
かなり複雑な曲も満載だけど、彼らのライブは実に楽しい。
 
 

曲名がポストロック、te'

より激しいものだとこちら。
 
残響系好きにはたまらないであろう、te'。
 
彼らのアルバム、曲のタイトルはとにかく長い。
 
これを全て覚えている人はいるのだろうか。
 
曲は激しく、激情な、轟音系のポストロックの一つだろう。
 
日本人っぽいバンドだと個人的には思っている。
 

売れっ子ジャズトリオ、fox capture plan

最近何かと話題のジャズ畑からはすでにかなり知名度もあるこのバンド。
 
かなりハイペースに音源もリリースしており、年に2枚とか出している。
 
彼らは毎回90年代のロックをカバーしていることでもおなじみで、Radioheadの"Paranoid Android"とかも見事にカバーしている。
 
そのカバー曲のみを集めたものもリリースしているので、ロック好きの方はそちらから入るのもいいだろう。
 
ライブではドラムの躍動感が実に素晴らしい。
 
 
ここまでは割とインスト回でもメジャーな方だろう。
 
さらに掘り下げていくとよりディープなバンドはたくさんある。
 

ハイパーミニマリスティック、goat

まずはこちら。
 
ハイパーストイックなミニマル集団、goat。
 
1曲10分弱くらいあるのだけど、同じフレーズを繰り返す楽曲が多いのだけど、ライブでもこれをひたすらやっている。
 
楽譜の100%を目指す音楽と彼らも言っているけど、集中力は半端ではない。
 

■自称・世界一難しい曲をやるバンド、nuito

複雑系音楽は他にもいて、自称世界で一番難しい楽曲といえば彼ら。
アルバム1枚で伝説と言われているNuitoである。
 
昨年再始動して以来、結構活発にライブ活動もしており、どうやら新曲も作っているとか。
 
密かに期待している。
 
ちなみにこのバンドの主人は平井さんというギターの人だが、年商ん億円の会社の社長である。
 

アートな音楽と空間、空間現代

独自系ではこんなバンドも密かに話題だ。
空間現代、その名の通り(?)アート系の人たちとのコラボも多い。
 
生演奏でもまるでカット&ペーストみたいな不思議な音楽をやっている。
 
音楽的には54-71とか、Zazen Boysとか、そのあたりの系譜に近いだろう。
 
とはいえ、初めて聴いた時にはナンジャコリャ、と思った。
 
なんでこういう音楽をやろうと考えるのかが不思議である。
 

自称・世界一複雑な曲をやるバンド、Sajjannu

最後はナンジャコリャの極み。
自称世界一記憶力のいいバンド、Sajjanu。
 
たまたまライブで見て、ぶったまげた。
 
意味がさっぱりわからなかった。
 
めちゃくちゃやっているようにしか見えないが、ちゃんと楽譜があってその通りに演奏しているというのだけど、一体どうやって楽器が合わさっているのかさっぱりわからないし、どう楽しんでいいかもわからない。
 
音楽というものの奥深さを感じずにはいられない。
 
 
そんなわけで、日本のインストバンドを割と有名で聴きやすいところから極北みたいな人までさらっと紹介してみました。
 
まだまだたくさんかっこいいバンドはあると思うけど、全部網羅するのって無理だよね。
 
しかし、日本にはこうしたとんがったバンドが結構あって、海外でも人気があったりする。
 
演奏力という意味では結構高い方なんじゃないかと思うし、何よりその音楽が独自すぎる。
 
一体何を聴いていたらこういう音楽にたどり着くのかもわからない人もいるわけだけど、だからこそ面白いという側面もあって、ぜひ色々興味を持って聴いてみて欲しいところである。