音楽放談 pt.2

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始まりの音 -The Beatles

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年末年始休み挟んでのまた3連休。

ありがたい。

といいつつ仕事をやらねば成らず、ちょくちょくやらねばいけないことがある。

仕方ないが。

時間の経過が早いのか遅いのか、全くもって時間感覚がおかしい。

なんとかせねば。


私はすっかり聴く音楽が多様化しすぎて、他人から言われせればマニアらしい。

といってもある程度話題に上ったものしか聞いていないんだけど、世の中の大半の人にとって音楽なんて流行り廃りの一部でしかないんである。

まあ、当たり前だけど。

先日数少ない友人と、音楽を聴くようになったきっかけはなんだったか、といった話になった。

彼は大学時代から今も定期的に付き合いのある数少ない、というか唯一の友人なんだけど、彼は高校生の時に学校の図書館(!!)でレンタルCDがあり、そこで様々な音楽を聞いたことで広がって言ったという。

一方田舎の高校生だった私は、最初に買ったCDは確かLuna Seaのライブ盤『Never Sold Out』であった。

次がMoon Childのベスト盤だったんだけど、それらは今でも聞いている。

その後邦楽ではバンドブーム期の音楽を聴くようになり、La-Ppishや筋少を聞いていた。

理由はオーケンのラジオが当時放送されていて、そこから彼のエッセイなどを読むようになり、その影響である。

洋楽については、初めて買ったアルバムは超王道、The Beatlesの『1』というアルバムであった。

シングル1位の曲を集めたベスト盤ということで、当時中学生だったときにちょうどリリースされたものだった。

なぜ買ったかといえば、ちょうど高校受験もあって、英語のリスニング問題もあったので、その練習も含めて買ったという非常に前向きな理由であった。

我ながらなんと勉強熱心な。

当時はNHKとかでも特集が組まれるなどしていたのでそれらを見ていたんだけど、合わせてまだそこまで普及の進んでいないインターネットでもちょっと調べたりしてね。

といっても、20年経たないくらいだから、時代の変化というやつを否応無しに感じるわけである。


ちょうど高校生に上がってからも聞いていたんだけど、その頃は本も読むようになっていて、そうして読んだ中で『青春デンデケデケデケ』という小説があった。

田舎の中学生の青春物語で、芋くさい青春物語がとてもいいんだけど、その主人公たちはバンドを組んで文化祭で演奏をする。

そこで演奏された曲の一つが、このアルバムにも収録されている”I Feel Fine”であった。

ヴォーカルの少年は寺の子で、お経のような歌い方をいじるような場面もあって、後からだけど特に印象的な曲になっている、個人的にね。


私はBeatlesを語れるほど聞き込んでもいないし、今に至るもそれほど聞いてもいない。

でも、ポップでいい曲満載だし、このアルバムに入っている曲はほとんど歌える。

中にはソラで歌える曲もあるから、なんだかんだよく聞いていたんだと思う。

3分に満たないながら印象的なメロディー満載で、やっぱりBeatlesってすごかったんだな、なんて思うよね。


ちなみに、この次に買ったアルバムはKing Crimsonの『In The Court Od Crimson King』である。

インターネットで調べている時に、Beatlesのラストアルバムをチャートから蹴落として新しい時代の幕開けを云々、といった記事を見かけて、かつオーケン本にも登場するし、ジョジョのスタンド名でも出てきていたから聞いてみようとね。

それが今の私の出発点である。


何事においても初体験というのは鮮烈に記憶に残っているものである。

このアルバムはたまに思い出したように聴きたくなるし、聴くと当時のことも色々思い出す。

決していい思い出ばかりとはいえないけど、それでも悪い思い出でもないからね。

またたまに聴こう。


"I Feel Fine"