音楽放談 pt.2

SEO強化をしていこう。

不条理は混乱 -少年ナイフ

イメージ 1

ロックンロールは不条理との戦いだ。

それはこんなインターネットの普及するはるか昔から不変の真理である。はずである。

ふざけるんじゃねぇよと歌ったのは頭脳警察だが、彼らに限った精神ではない。

こちとら動物じゃねぇんだ。


仕事をしていると図らずも不条理に出会うことはもはや常識のレベルだ。

子供の頃に思っていたよりもずっと大人と呼ばれている奴らはいい加減だし、想像以上にバカは多い。

そんなやつでも役職がついていたり、ソコソコの給料をもらっていたりするから不思議だ。

まして取引先のやつがそんなやつだと、正直気が滅入る。

少し考えればわかりそうなことを平気で考えずに、はて?みたいな顔をする。

どれだけ面の皮が厚いんだと逆に関心するがね。


しかし、そんな問題は対外的であるばかりではない。

社内でそんなことはいくらでもあって、こちらが散々周辺整理をして、ただこれをやるだけだという座組みを作ってもそうはならないから不思議だ。

放っておけばそれはそれで文句がでるし、いざ仕組みを作っても好き勝手にやり始める。

一体どうすれば上手く回るのか、もはやわからない。

私の頭の中ではこうすれば上手くいくだろうという絵図ははっきりとある。

そしてその意識は聞く限りではみんな共通認識だ。

なのになぜ上手くいかない・・・。

何がそんなに難しいのかがわからない。

やることは明確に示しているし、今はとりあえず形を作ることに注力しているから、考えることなんてごくわずかなはずなのに、なんで違う方向に行くのかがさっぱりわからない。

どうしたらそんなに難しくなるのかがわからない。

もうわからないことだらけだ。


そんな私の頭の中に不意に流れ出したのが、少年ナイフの"Chinese Song"という曲。

「混乱混乱混乱、混乱混乱混乱・・・」というサビが印象的な1曲である。

歌詞は今の時代にあっては少し問題になりそうだが、爆買いで土地も水も買い荒らされている現状にあっては、彼らに混乱している人も少なくはないだろう。

かつてはあのCurt Cobainもファンを公言していた彼女たちは、日本が世界に誇るパンクバンドだ。

全体的に緩めの歌詞は、Deerhoofにも通じる日本のお家芸かもしれない。

その緩さは、こうして途方に暮れた瞬間に響くにはちょうどいい。

ほんと、混乱ばかりだ。

"Chinese Song"