音楽放談 pt.2

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小休止168「この街は平和に見える」

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私は社会人キャリアの半分以上を全社員数十人程度の小規模の会社に勤めていたんだけど、今は数百人の割と大きな会社で働いている。

世間知らずとはよく言ったもので、世間的にはそこそこの大学を出ておきながら、新卒で入った会社は「底辺」とまで言われるような会社で、パートのおばちゃんに心底憐れまれたことは今でもよく覚えている。

その後転職した会社もどベンチャー

でも、そこでの経験は自分にとってはとても大きなものだったし、新卒で入った会社で身についてしまった差がいまだに私を支えている大きな価値観だ。

それがいいか悪いかがわからないが、おかげでどこでも私は結果を出してきた。

入社当初はどこでも「こいつ大丈夫か?」といった目で、半ば見下されるようなところはあるけど、いつの間にかその評価を180度ひっくり返して、今では部署でも1、2の売り上げを持っている。

しかも、他の奴がやっていないことで数字を伸ばしたから、多部署に渡って結構評価されている。


私は自分でいうのもなんだけど、器用ではない。

頭は悪くないと思うけど、要領よく立ち回ることが昔からできないし、すぐに苛立ちを顔に出してしまうため、割と周りとぶつかることも少なくない。

だけど、その分とにかく結果を求めてひたむきに真面目にやってきたし、一つ一つの物事をちゃんと理解してきたので、結果的にくだらないことには振り回されずにやってきた。

結果を出すから認めざるを得ないだろうし、それだけのことはやってきたからね。


そんな私は、とにかくくだらないやつが嫌いだ。

くだらないやつというのは、自分の保身ばかり考えるやつとか、ちょっと気に入らない、あるいは自分の存在を脅かすやつを排斥しようとするようなやつだ。

得てしてそういう奴は実力はないけど古株だからたまたまなんとなくの地位を持っているやつとか、上の顔色伺いだけがうまいやつとか、そんなだ。

私はそういうやつが大嫌いだ。

小さな会社でずっとやってきたから、そこではそういう奴らを割と真正面からぶっ潰してきた。

ぶっ潰す、といっても辞めさせるとかそういうんじゃなくて、そういうくだらないことに心を砕くのをやめさせてきた、という感じだ。

まあ、実際はやめはしないけど、少なくとも周りに振りまくことはなくて、黙らせてきたという感じかもしれない。

その根本の精神は今でも変わらない。


でも、私は本質的には平和主義者で、割と本気でみんなが楽しく、生き生きと仕事をできるようになるにはどうしたらいいだろうかということを結構真剣に考えている。

結果も出さないやつの言葉には耳を貸されないけど、今は少しばかり存在感も出てきたので、そのために結構気を割いている。

今は新規入社の子を見ているんだけど、私はその子に対して私なりに結構時間も手間も割いている。

知識の伝達からタスクのフォローまで、他の人に比べてもかなり手厚くやっているつもりだ。

理由は、周りの人たちにちゃんと教えてやろうぜ、ということを暗に示したいから。

うちの会社は転職者が圧倒的に数では多いけど、新卒をとにかく可愛がる風土がある。

転職組は未経験もたくさんいるけど、その教育はまあまあ雑。

会社全体での研修制度も導入されたけど、所詮教科書の謎解きというのはよくわかったので、ちゃんと教えようと私なりに頑張っているのである。

そうやって私は新人の子に時間を使うことで、その上の人や周りの連中も、必然そうしないといけない空気が出てくる。

彼らも別に面倒だからやってないわけじゃなくて、単にそういう風景を自分たちも知らないからそうしているだけだろうということは話していてわかるから、そうじゃないんだよということを私なりに示そうとしているのである。

その影響かどうかはわからないが、最近少なくともうちのチーム近辺では、後輩の子が先輩にあれこれ聞く場面が多くなった気がするし、それに応える先輩社員も、積極的にそれに答えようとしている感がなんとなくあるように思うのである。

まあそうだよね、去年まで「変なやつがいる」と思っていたやつが売り上げでもトップで、しかもちゃんとしたことを話しているし、それを聞いた子はわかりました!とニコニコしているんだから。

そこは健全で良かったと思ったんだけどね。

もちろんそれは私一人の力じゃなくて、今季から直属の上司になった人も積極的に動いてくれているから実現できている部分もあると思うしね。

もともとやる気のあった人だし、俺はこの人のことは好きだから、そうやって力になれるのは素直に嬉しいし、私はそういう立場で立ち回るのは得意じゃないから、せめてそういうポジションでできれば本望だ。

そうしていく中で、みんながやりがいとか楽しいなとか思う環境ができれば、自ずともっと売り上げも上がっていくと思っているから、今はその土台をどう作っていくかである。

なんだかんだ会社の先輩と言っても年齢は俺より下の子が多いし、マネジメントとかをやったこともない子が大半だから、そこを少しでもサポートできればこの会社に来た甲斐もあるというものだ。


私はやっぱり平和が好きなんですね。

競争心とか、負けてたまるかみたいな山っ気はいまだにあるけど、でもいがみ合うみたいな関係や、相手の足を引っ張ってやろうみたいな関係って、大っ嫌いなんですよ。

もちろん私にも嫌いな奴はいるし、割と私は感情が激しいのでそういう奴に真正面から腹を立ててしまところもあって、それはよくないなと思うんだけどね。

でも、やっぱりみんなニコニコしてやっていけるなら、それがいいじゃないと思うんだ。

最近改めてそれは私の本質なのかなと思うし、でもそれを自分自身も体現できてないなと思って反省もする。

まだまだガキなのかもしれないね。


で、そんな時にはYoutubeで動物の動画を見るんだけど、やっぱりナマケモノはいいね。

彼らには生まれた時から攻撃力がかけらもない。

1日に葉っぱ1枚食べれば生きていけるくらいなんだけど、それだけ筋力もないのだ。

争うすべすら持たない彼らは、その名の通り必然ゆったりと生きていく。

時に他者からの攻撃にさらされてなすすべなくなってしまう姿には、とても悲しい気持ちになるが、でもそれが現実でもある。

理想は理想としてあっても、それは現実ではないからね。

でも、やっぱり彼らのような存在でもなんの心配もなく天命を全うして生きていけるようなら、やっぱりそれが一番なんじゃないかな、なんてどこかで思っているのである。


世の中にはたくさんの悪意があって、平和的に生きようとしてもそうはさせてくれない現実がざらにある。

ていうかほとんどだ。

ずる賢く、物理的な力をもったやつが幅を効かせるような世の中は昔から本質的に変わっていない。

だけど、個人的にはそんな世の中はいやなんだよね。

甘さは必要ないけど、本質的な優しさみたいなものって、必要だと思うんだよね。

その優しさってどう定義すればいいかわからないけど、少なくとも攻撃するすべを持たないやつを叩き潰すような構図は気に入らない。


綺麗事と言われようがバカと言われようが、私はずっとそう思って生きてきたし、いまも自分なりにそうしている。

できていないこともたくさんあるけど、否定する奴らは全員真正面からちゃんとぶつかってきたよ。

人生は幸せな中で生きて、幸せのうちに終わるのがいいに決まっている。

私は自分が幸せを感じられないから、余計そう思うんですよ。


そういう考え方も、一方では押し付けがましい暴利暴論だったりするのもわかっているけど、でもさ、と思うわけである。