というわけでサマソニ1日目。
前日夜はソニマニでがっつり徹夜さんだったので、目が覚めたのは13時、本当はあと1時間早く起きるつもりだったのが、体は嘘をつけない。
しかし、寝る前にしっかりとケアをしたので結構寝つきも良く、目覚めはバッチリだ。
少し体の疲れも残るけど、結構元気。
起きて30分後には電車に乗って幕張へ。
つくともう15時、見たいと思っていた新人勢が一段落ついてしまっていたので、とりあえず飯を食う。
毎年この場内のフードコートで飯を食うのがささやかな楽しみなんだけど、今年はステーキ丼と、やっぱりラーメンを食ってビールを飲んだ。
朝飯(昼飯)も食べていないので、ここで腹ごしらえして私の1日は始まった。
そんな1発目はMountain Stageでやっていたヘヴィロック系?のThe Bloody Beetrootsというバンド。
エレクトロっぽさとヘヴィロック的なものを混ぜたハイブリッドな感じで、なかなか耳に新しかったんだけど、3曲くらい聞いて中座。
そのままソニックステージのKelelaへ。
数年前なら聴きもしなかったR&B系の新鋭という。
トラックもかっこよかったし、やっぱり歌の上手い人はいいですね。
アリガトゴザイマスもなかなか流暢で可愛らしかった。
R&B系の人はそんなに力強く歌い上げるというよりはしっとりとウィスパーな感じで歌う場合が多いけど、この子はその両方が曲によってあって、終盤にはアッパーな曲もあってライブ自体もよかった。
とりあえずSpotifyでフォローしておきました。
ん~、私、ハイカラさんやな。
続いてはThe Charlatans、名前は知っていたけど音源は未聴、せっかくだからどんなものかしらとね。
結構客は入っていたので人気あるらしいな。
こう言ってはなんだけど、いわゆるUKのギターロックという感じで、こういう感じは嫌いじゃないよね。
なぜかわからないが、私はこの手の音楽を見ると「夏フェスっぽいな」なんて思ってしまう。
私がこうしてライブに足繁く通うようになったのは大学の頃からなんだけど、その頃ってUKのギターロックバンドが結構たくさん出て来ていて、それこそフランツとかアークティックが出て来た頃だったから、フェスでもこの手のバンドがいっぱい出てたのよ。
そんなささやかなノスタルジーもあるのかもしれない。
ちなみに、このバンドは見るともなく見ている感じであって、そんなに今は聴きたいと思わなかったね。
その後はお待ちかねのFriendly Fires。
前作がリリースされてだいぶ経つが、その感音沙汰もない状態だった。
パッと調べてもこの間の詳しい情報が出てこないけど、しばらく活動を休止していたんだろうか。
今年4月に新曲をリリースして、そこからのサマソニだけど、ライブはとにかく楽しかった。
ドラムキットが2つあって、さらにパーカッションも。
加えてブラス隊もいて多所帯となっている。
ヴォーカルもめちゃくちゃ動くしめちゃくちゃ歌い上げている。
こんな感じなんだとこちらも意外だった。
かなりアッパーで、もともとポップでいい曲満載なのはもちろん知っていたけど、ライブで聴くとこれまた最高でした。
特に2ndの曲は夏感も溢れているのでこうしたフェスではめちゃくちゃ映える。
ヴォーカルも客席へ降りたり走り回ったり踊りまくったりと大躍動。
なんならマリンでもよかったんじゃないかっていうライブでした。
メッセでありがとう。
それにしても、やっぱり"Paris"は名曲だね。
曲の展開も何も素晴らしい。
彼らもデビューでこれ書いちゃったから、今もきっと大変なんだろうな。
ともあれ、また新作も期待したいね。
マジで楽しかった。
ラストは再びのQueens Of The Stone Age。
なんだかんだ体が悲鳴を上げており、特に膝が痛くてあんまり体重をかけられない状態だったので、今回はおとなしく、ステージング含めてじっくり見ることに。
といっても、裏ではノエルがマリンでやっていることもあって、マウンテンのキャパから見ると結構ゆとりもあったので、だいぶ前の方にも関わらず安心して見られる環境でした。
それでもバンドががっかりするような人数ではなかったので、かなり快適だったよね。
2日前にも見たばかりだったので、セットリスト的にはほぼ同じだろうなと思っていたんだけど、特に以前の曲についてはかなり変えていて、単独ではやらなかった"I Think~""Burn The Witch"なども披露。
一方で"Monster~""Sick, Sick, Sick"は演奏されなかったので、やっぱりどっちも来てよかった。
"Cool Hit~"は今回のツアーでは披露されなかったのは残念だけど、充実でしたね。
この間はCoastだったけど、今回はそれよりも広い中だけど音の強度は抜群。
音圧凄まじく骨太でゴリゴリした男くさい音がかっこいいんだ。
終始ご機嫌のジョシュ始め、メンバーみんなたのしそうだったね。
単独でのリアクションも良かったから、気を良くしてくれたんだろう。
それにしても、このバンドってみんな色気あってかっこいいよな。
上背もあるし、スーツで決めるトロイ、Bのマイケル、G, Keyのディーンはレザー系、野性味溢れるジョン、そして柄シャツきたガラの悪い感じのジョシュと、見た目的にはマフィアみたいだけど、みんなナイスガイな感じがにじみ出ていて、かっこよかったな。
なんだこの絵面は。
最高でした。
かくして私の夏フェスは終了。
意外と最後まで元気に頑張れたね。
帰ってからは風呂に入って、1杯やってから寝ました。
今朝起きると首、足首、膝、胃袋など、全体的にダメージが隠せなかったが、いい2日間でしたね。
とりあえず、このあと入り用をこなしつつ、日常に備えてメンテナンスである。
今日は今日でBeck、Chance The Rapperは見たかったけどね。
今日もいく人は楽しんで、特に来日アーティストを積極的に盛り上げてほしいね。