音楽放談 pt.2

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ポストパンク系が好き -Post Punk

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やっぱり好きな音楽のテイストというのがあって、私は昔よりも色々の音楽を聞くようになったけど、中でも90年代のUSロックっぽさは今でも無性に恋しくなるし、そういうテイストの音楽にはどうしても反応してしまう。
 
同じくらいか、あるいはそれ以上にグッと来てしまうのがポストパンク的な音楽。
 
このブログでもしばしば取り上げているJoy Divisionとか、どういうわけかどうにも好きなのである。
 
最近のバンドでも、そうした影響を感じる音楽はしばしばあって、実は影響度で言えばそこいらの有名バンドよりよほど強いのではないだろうか。
 
まあ、私がインディーズと呼ばれる音楽ばかり聴いているためかもしれないが。
 
そんなわけで、今も燦然と輝く彼ら世代のバンドに影響を受けていると思われる音楽たちをまとめてみよう。
 

UKポストパンクの新世代、The Horrors

まずはこちら。
 
The Horrorsの"Whole New Way"
 
アルバムには未収録な曲だけど、イントロから分かりやすくポストパンク的、ていうかJoy Division的。
 
彼らはUKの様々なテイストをふんだんに盛り込んだ音楽を展開しており、この要素のみではもちろんないし、Stone Rosesっぽさを感じる曲もあったりするから、80年代~90年代のUK音楽好きなら間違いなく刺さるはずだ。
 
デビュー当時はその出で立ちから敬遠していたけど、音楽は間違いなくかっこいい。
 
単独、来ないかな。
 

ストパンク日本代表、Lillies and Remains

続いてはこちら。
 
日本のポストパンク代表Lillies and Remainsの"The Fake"。
 
イントロからサビ部分のギターリフまで、硬派でクールでめちゃくちゃかっこいい、ていうか大好き。
 
彼らはEcho and The Bunny MenやBouhous、Depech Modeあたりのテイストが濃くて、割とミニマルなリズムにノイジーなギターをかき鳴らすような曲が多い。
 
音楽的な評価は抜群に高いにも関わらず、ライブはあまりやらないし、音源もあまり出していない、知る人ぞ知る状態だ。
 
勿体無い。
 
ちなみに彼らは自身のルーツとなる曲のカバーアルバムもリリースしているが、こちらもまたセンスがいい。
 
先に挙げたバンド以外にも、The Smith、Killing JokeGang Of Four、日本からはヒカシューもカバーしており、おそらく唯一の日本語で歌う曲が収録されているアルバムだが、驚くべきはBritny Spearsの"Toxic"もカバーしており、非常に面白いアルバムなので、お勧めだ。
 

アメリカンゴシック、Warpaint

女性、しかもアメリカにもその影響を感じるバンドがある。
 
女性4人組バンドWarpaint"Disco/Very"のスタジオライブ。
 
全体にゴスっぽい雰囲気の曲が多く、ちょっと呪術的であるかもしれない。
 
アルバムは3枚出しており、3枚目はこれまで以上に明るい調子の曲が多く、ヒップホップ的な影響も見られる作品になっているので、今回の文脈で言えば1st、2ndがおすすめだ。
 
ちなみにメンバーのソロ活動もしばしば行なっており、音楽的にも活発。
 
 

パンク的ニューウェイブ、Plasticzooms

こちらも日本のバンド、Plasticzoomsの”To Cut A Long Story Short”、Spandou Balletというバンドのカバー曲だが、ライブでもよく演奏されている曲だ。
 
80年代といってもこの曲はニューロマンティックと呼ばれる一群だったらしく、私はオリジナルは聞いたことがないんだけど、この曲はかっこいい。
 
Plasticzooms自体、一番強いのはパンクかと思うけど、New Waveやエレポップ的な要素もあり、楽曲は全体的にロマティックなフィーリングがする。
 
ヴォーカルのShoのイニシアチブがかなり強いようで、もともと5人だったのが3人になり、11月にもう1人脱退することになったため、今後は2人体制になる。
 
彼らはLillies and Remainsとも仲がいいんだけど、同じような道を辿っているな。
 
ともあれ、とてもいいアルバムを作っているので、これからの季節にもオススメだ。
 

ノイズと混沌、Girl Band

こちらはまだアルバム1枚しか出していないが、オリジナルパンク的な攻撃性も感じさせるGirl Band、"Paul"。
 
なぜかこのPVがにわかにバズったことがあったが、あれはなんだったのだろうか。
 
それはともかく、私は1回だけ彼らのライブを観たことがあるんだけど、ヴォーカルのパフォーマンスがIanとオーバーラップして見えたものだ。
 
音楽的にはとてもノイジーで攻撃的でわい雑だし、実に魅力的なバンドである。
 
とはいえ、次の一手がどうくるのかも楽しみながら、ちょっと心配もある。
 
 
と、とりあえず自分の聴いている範囲でちょっと紹介してみたが、面白いもので確かに音的な影響が感じるけどそれが表面的というか、別にそんなに刺さって来ないこともあるから、やっぱり何か本質的なものがあるんだろうなと思っている。
 
それはどんなことにも言えると思うけど、そういうものが本物かどうかを分けるポイントなのかもしれないね。
 
 
最後に得意のJoy Divisionを貼っておこう。
 
"Disorder"