音楽放談 pt.2

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XTCが大好き ―English Settlement

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やはりXTCが大好きである。

最近もまたチマチマとCDを買っては唸っているのであるが、どのアルバムもそれぞれにいい。

今のところ初期の作品は全て揃えたはずである。

「White Music」「Go 2」「Drums & Wire」「Black Sea」「English Settlement」「Slylarking」てね。

初期の方がイカれた感じがするし、中期は非常に完成度を増して割と素直にロックアルバムと呼べるであろう。

そして「Skylarking」のなんとも言えない平穏をもたらす美しいメロディ。

最高じゃないか。

最近の音楽も逐一チェックしているし、Vampire Weekend、 These New Puritansも素晴らしいと思える。

だけど、そうした実験性とポップ性を世界的に評価されている現代のバンドと比較しても、遜色ない。

今でも余裕で通じるだけのセンスと完成度があると思うのですね。

まったく、すばらしいバンドだよ。


そんな素晴らしいXTCの中で、今日は初期~中期にかけての最高傑作との呼び声も高い「English Settlement」について。

恐らく私の買ったCDの型が古かった為か、若干音が遠くに感じられるのが残念ではあるが、それでも全編に渡り曲の完成度、アレンジの捻くれ具合、歌詞の批判性など、どれを持ってもXTC印。

全体的に後期に通じるやや牧歌的な曲調の曲もちょこちょこあるが、概して「Black Sea」の延長という印象である。

ある意味過渡期的な感じもするけど。

個人的なお気に入りは”Senses Working Over Time”という曲。

なんかいいね。

基本的にメロディだったり展開だったりは、いかにもXTCらしいなと思うのだが、不思議と同じ曲だな、とは思わない。

初期のぶっ飛んだ感じはなく、むしろ堂に入ったような立ち居振る舞いは、一つのピークを感じさせる。


この頃はまだライヴもやっていたようで、YouTubeなどでもPVなどと合わせて当時の映像を見る事が出来る。

実にユーモラスに唄うアンディ・パートリッジがいかにも印象的であり、是非ライヴが観たかったな、なんて思わせてくれる。

アップしてくれた人に本当に感謝だ。

しかし、このアルバムの後くらいから、彼は神経症だかを煩うようになったとか。

その事がきっかけでライヴもしなくなったらしい。

残念だ。


ともあれ、今に至も一応活動はしているらしい。

もっとも、今現在はすでにアンディの個人プロジェクトのような状態らしいが。

ただ、私にとってはまだ未聴のアルバムも多く、しかもいずれも評価は高い(というより人によってかなり違うらしく、それぞれのアルバムにファンがいるような感じのようだ)。

中古で安く手に入る作品も多い為、今後もまたチマチマと買いあさって行くのである。

でもやはり、XTCはいいよ、大好きだもん。