音楽放談 pt.2

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年末から年始にかけて ーTBHからのFuture Terror

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今年、ていうかもう去年だけど、年末年始はライブで過ごす、という音楽好きとしては嬉しい感じで年越しであった。
 
まず30日はTha Blue HerbのMC、Bossのソロアルバムリリースツアーの最終日のLiquid Roomへ。
 
ブルハとしては2回くらいライブ観た事があるのだけど、そのライブパフォーマンスのレベルの高さは知っていたので、ソロして何を魅せるかというのが一つの見所なのだけど、結論から言えばDJもDieさんだし、ツアーもブルハ名義なのでいつもの彼等の素晴らしいライブを魅せてくれた、というところであった。
 
ただ、やっぱりHiphopって言葉の音楽だな、というのを感じるのは、音源だとどうしても平坦に感じる部分もあるライムも、抑揚がより明確になるからわかりやすく響いてくる。
 
それにDJとの連携も見事で、改めて彼がソロの中で言っている事が入ってくると、作品そのものの印象も変わってくる。
 
途中よっぱらったのか知らんが、MC中に野次を飛ばすバカがいて興醒めだったけど、其れすらも見事に納めたのはさすがだった。
 
 
今回のライブではアンコール部分でアルバムに参加したYou The Rock、BIG Joe、般若も出てきたのだけど、Youはラップをとちるという失態。
 
思わず「もう1回やらせろ!」と仕切り直しをしようとするもBossが「俺たちに2度はないぜ」といって切ってしまう場面も。
 
これはBossナイスって感じだった。
 
やっぱり1発で決めてこそのプロだし、特に言葉を打っているHipohopで自分のリリックとちっちゃダメだよね。
 
むしろBossに救われたと思わないと。
 
その他の客演は、私は正直聴いた事もなかったので何とも言えないけど、でもいつもと違ってお祭り的なムードもあってよかったよね。
 
この日は正味3時間弱くらいやったのだけど、それだけの間間違う事もなく、声も枯らさず、即興的なところも見事にこなして、これが実力かと思う次第であった。
 
終演後はクラウドサーフィンで流れていって、フロア全体で大円団であった。
 
 
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そして大晦日から元日に掛けて年明けライブはこのブログでもコメントをくれている方からの紹介で行ったイベント、Future Terrorという屋t。
 
22時スタートなナイトイベントで、Djといくつかのバンドが代官山の数会場でライブを行うというもの。
 
私自身カウントダウンイベントって初めましてだったので、どんなもんかしらとね。
 
 
22時ほぼきっかりで行ったのだけど、スタートはDjのShhhhと言う人、なんて読むんだろうか。
 
フロアにはまだ誰もいなくて、そんな中尖ったDJは続く。
 
ライティングも凝っていて、普通にかっこ良かったですね。
 
途中Tyondaiの曲も流していたが、ビール片手にゆるゆる聴いていた。
 
 
その人が終わると目的の一つ、goatである。
 
ライブをみるのはこれが2回目なのだけど、彼等のライブはとにかくストイックだ。
 
今回も4人だけのミニマルだが、これがまたただの反復ではなくて、展開するほどにこちらのテンションも上がる。
 
先回観たのは2ndリリースパーティだったけど、演奏も良い意味でなれてきて、安定感もある。
 
1stの"New Game"は音源よりもファストなアレンジで、それでも乱れる事なくで見事である。
 
彼等のライブだと、ジワジワ上がってくる感覚と、そこまでの緊張感が凄まじい。
 
ちょうどカウントダウンのタイミングで彼等だったのだけど、残り5分からカウンターが表示されて、其れを観ながらの演奏となり、年を越えた辺りでライブ終了。
 
しれっと退場した辺りが彼等らしいといえばらしいのだけど、何か一つくらいマイクがほかったかな。
 
ちなみにこの日はMC一切なしでした。
 
ともあれ、これが私のライブ納めであった。
 
Happy New Year!
 
 
そして12時を回ると出てきたのはインドネシアのバンドというSenyawaという2人組。
 
一人は2本のマイクを駆使して歌い、今一人はギターなのかスティックなのかよくわからない弦楽器を奏でる。
 
そこに打ち込みを同期させてプレイするのだけど、これってなんていうジャンルなのだろうか。
 
民族音楽というのは大体の場合パーカッションとかがリードするイメージがあるのだけど、彼等はなんだかよくわからない。
 
ギターっぽスティックっぽい奴が色んな音を出すし、ヴォーカルもマイクによって加工を変えていく。
 
そもそも聴いた事のない音楽に意味不明な演奏と無闇に力強いヴォーカルで、なんじゃこりゃ!?と終始圧倒されたライブであった。
 
それにしても、ヴォーカルの人は今新日本プロレスで活躍しているバットラック・ファレに似ている気がしたが(わかる人はいるのだろうか)。
 
 
そのあとはBoredoms/EYヨのDj。
 
ノイズっぽいのからエレクトロっぽいのまで幅広く回していて、ボアよりはかなりオーソドックスな印象も受けてしまうのはサガだろうか。
 
この時間帯位からやけに外人率が高くなった気がする。
 
 
私はそのあとすっかり眠くなってテンションも下がった事と、思ったよりも電車が走っていたので帰ることに。
 
東京ってこんなに電車走っているのね。
 
時間は午前2時半である。
 
JRからは「電車が遅れてます」というアナウンス。
 
ていうかこの時間なら気にしなくて良いよ。
 
でも其れより驚いたのは、平気で座席が満席になるくらい人が乗ってくる事である。
 
元旦とはいえ、みんな早く寝ろよ、とか思いつつ電車に揺られて帰る道すがら、眠気眼で思ったのであった。
 
 
今朝は11時起き。
 
夜は酒飲みすぎて頭痛い。
 
寝る頃には治るだろうか、なんていう正月でした。