音楽放談 pt.2

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小休止213「最近買った新譜」

ここのところ来日系のライブもさることながら、音源のリリースも続いている。

 

まだ買っていないものもあるがそれらはサブスクで聴きつつ、長らく待っていたものは取り合えず買っている。

 

少し遡れば Tha Blue HerbのMC Tha Bossのソロ2ndもあるが、そちらはすでに記事にしている。

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そのちょっと前はAA=のTakeshiが初のソロ作をリリース、ライブは行かなかったが、彼のルーツである音楽の半分以上は私も聴いていたので、シンパシーを改めて感じたものだ。

back-to-motif.hatenablog.com

 

その他にもたくさん出ているのだけど、ちゃんと書ける程に聴き込めていないので、ひとまずお茶を濁しておく。

 

 

まずはこちら。

実に9年ぶりとなるBack Drop Bombの新作『8 Straight』、曲は"Intro"含めれば9曲だが、それはともあれだいぶ時間が空いているので、正直もう新譜はないかなと思っていた。

 

オリジナルメンバーに戻っての作品は前作からだが、とにかく色々詰め込みまくりの彼らにしてはストレートな作品で、前作の方向性まんまという感じ。

 

アルバム自体28分と短尺なので、やっている中でできてきた曲をまとめたような印象だが、まあそれでも安定のかっこよさだ。

 

彼らは見立的にはなかなかいかついものの、音楽自体は攻撃性みたいなものがなくて、アグレッシブだけど暴力性がないのがいい。

 

純粋にかっこいいのよ、ベースもギターもドラムも歌も。

 

リリース当日に久しぶりのワンマンもあったが、当日は過去曲中心、アンコールでちょっとだけ新曲をやった。

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今度8月だったかにまた単独があるが、どうしよっかな。


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続いてこちら。

もはや独自路線が過ぎて世界的に見ても特異な存在になりつつあるOgre You Asshole

 

こちらはEPにはなるが、前作までとはまた違うベクトルでどこかへ向かっている。

 

私はライブで先にこの作品の曲を聴いているので、その様変わりっぷりに痺れまくっている。

 

次のフルレングスは、本当にどこにいくんだろうか。

 

 

続いてこちら。

こちらも作品自体は6年ぶりとなるカナダのシンガーソングライター、Feistの新作『Multitudes』。

 

前作の時は、今はなき赤坂ブリッツでの来日単独もあり喜んで行ったさ。

 

めちゃくちゃよかったのよね。

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元々Broken Social Sceneきっかけで聴くようになったのだけど、穏やかな音楽と彼女の歌声は今作も健在、ただアルバム前半はエレクトロな風味もちょっとあって新境地か、という感も。

 

しかし、変わらないその歌声が彼女の音楽を定義している。

 

前作もそうだったが、メロディよりもアレンジに比重をおいたような印象もあるが、聴いているだけで気持ちが落ち着きますよね。

 

またきてくれないかな。


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続いてはこちら。

全然チェックしていなかったのだが、ceroも新譜をリリース。

 

『Obscure Ride』からちゃんと聴いているのだけど、今回はまた大きく変化に舵を取っている。

 

ブラックミュージック的なものを追求していたのが前作までだと思うが、このアルバムはそこからも距離を置いているように思う。

 

個人的に、Tyodai Braxtonのようなチェンバーポップ的な聞き心地で、感情があるのかないのかもわからないようななんとも言えない空気感の音楽になっている。

 

各所で絶賛されているらしいが、正直つかみどころがないというか、ちょっと浮世離れしているようで、どう聴いていいかわからない。

 

ただ、言うてもつい聴いてしまうような作品で、聴き終わりがなかスッといなくなっていく感じで、独特すぎる。

 

それまでのエモさがなくて、急に突き放された気分にさせられるけど、ついリピートしてしまう。

 

不思議な作品である。


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海外作品はこちらも。

渋さの極み、The National。

 

個人的には前作が彼らの最高傑作なんじゃないかと思っているが、今回も渋い。

 

日本では相変わらずマニアックの類なんだろうが、本国ではすっかりメジャーバンドらしい。

 

Tylar Swiftも客演しているくらいだしね。

 

歌詞をまだちゃんと呼び込んでないけど、じっくり聞くタイプのアーティストなので、聴けば聴くほどに丁寧に作っているんだと言うことはよくわかる。

 

前作に比べると盛り上がりどころは少ないと思うけど、なんか聴いちゃう、私にとってはそんな存在である。


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最後はこちら。

すっかり地上波に出ても不思議でなくなったMOROHAである。

 

自分の境遇から絶対成り上がってやるという今時珍しいくらいのギラついた彼らはもう過去だ。

 

作品を重ねるたびに何を歌うかが問われるようになってしまったように思うが、そんなものはこちら側の勝手な杞憂だろうか。

 

彼が歌うのは人間の弱さだ、それを徹底的に突き詰めて、それでも乗り越えるのか負けるのか、そこなんだろうな。

 

今回のアルバムでは家族を歌ったものが多い。

 

必ずしも幸せではなくて、DVっぽい曲もあれば、不倫のような曲もある。

 

既にライブでも披露されていたので聴いていたけど、綺麗事ばかりじゃないというのが彼ららしさか。

 

どっちにしても抉ってくる。


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これから先も、Queens Of The Stone Age、Lillies and Remains、ASH、The Coralと続々リリース予定だ。

 

ただただ嬉しい。

 

ライブも決まってきているので、足を運びつつ、期待して楽しみたいところだ。


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