歳をとると時間の流れが速くなるというのはよく言われる話だ。
感覚的なところで言えば、それまで生きてきた人生の時間が長くなってくるから、相対的にその瞬間のしめる割合が少なくなるからだ、という説があるそうだが、そうだろうか。
個人的には単に目線を置く時間軸が中長期になるので、若い頃よりも捉え方が変わるだけだと思っている。
まあ、そんなことは割とどうでもよくて、ここ数年は割と個人的には色々あった。
図らずも2年に1回転職しているし、昨年はコロナの後遺症もあって、さらに仕事の、というか会社のストレスが拍車をかけてくれたので、自律神経が一時まじでよろしくなかったが、その時に少しでも改善するために当時ママチャリを買って深夜徘徊をしていた。
今年の9月まで、ほぼ1年くらいあれで走り回っていたと思うとなかなかタフだなと今にして思う。
それが今ではロードバイクも買ったりサイクルウェアとか専用のグッズも揃えたりと、すっかり趣味の一つになった。
件の症状については、昨年のアナログフィッシュのライブによって自分でもびっくりするくらい改善された体験もあって、改めて音楽っていいなと思ったのも昨年だ。
そして自転車についても、ロードを買ったのがつい先週なので、まだまだ練習中だがクロスバイクとはまた違う筋肉を使うのか、思ったより長距離をまだ走れていない。
まあ、姿勢自体もかなり前傾姿勢になるので単純になれもあるしね。
とりあえずクロスバイクでなれてきた尻の痛みも再発したので、こればかりは姿勢やポジションを試しながら探るしかない。
昨日は午前に、今日も朝から出かけたが、自分で弁当を作っていったのだが、なんか楽しかったな。
ただ思った以上に疲れたが。
またすでにアルバムについてはまとめたのだけど、ライブも割といったな、と思いつつ振り返ると相変わらずアナログフィッシュの回数が多かった。
そしてTBHのBossもソロ作もリリースしたので、単独もあったのがよかったな。
久しぶり系で言えば、Lillies and Remainsは新譜のリリースとツアーだ。
ライブは散発的にはやっていたけど、やっぱり気合いも違ったよね。
久しぶり系で言えばBack Drop Bpmbも新譜のリリース当日の単独もあったね。
相変わらずアグレッシブでかっこよかったな。
goatも数年ぶりの新作リリースとライブがあって、相変わらずストイックすぎて痺れた。
聴いている音楽の中でもかなりとんがった部類だが、もはや自己対峙する時の最強のBGMだ。
またフェス系も割と個人的には足を運んだ年だったな。
4月のSynchronicityに始まり、CraftRock Festにソニマニもサマソニも行ったしな。
そして個人的に一番トピカルだったのはアイドルの単独ライブだろうか。
そもそもアイドルのライブ自体、サマソニでPerfume、ももクロで初めてみたからな。
別にこれらと文脈も何も関係ないけど、RAYはアルバムも全部買ってなんだかんだライブもちょくちょく行くし、Spotifyで年間でよく聴いた曲でも上位に入っていた。
人生にはいつでも新しい出会いが大事だ。
12月は初のアナログフィッシュとmooolsの対バンイベントで山梨の桜座まで行ったしな。
いつもと違う形式もなんか楽しかったな。
そして毎年恒例①のOger You Assholeもしっかり見てきた。
これまでで一番酒に酔った状態で見たライブだったが、彼らの音楽性とハマりすぎてやばかった。
そして年末にはLilliesと、こちらも恒例のBossの単独だ。
それでライブ納めの予定だが、私は毎年年末に浅草に詣ているので、今年は自転車で行こうかしらとか考えている。
そんな感じで趣味は謳歌しつつ、転職もしたので現在絶賛勉強しながらやっている。
ストレスは激減して、精神衛生上はとてもヘルシーな状況なので、非常に今は安定している。
まだ若干自律神経が不安定なのか、夕方以降はドライアイとか頭の重さがすごいのだけど、それでもだいぶマシになってきたしね。
前職までの友人たちと飲んだり話したりする機会も増えたし、辞めてからの方がラフに話もできていい感じの距離感でもあるのが、ありがたいことだ。
数年ぶりに実家にも帰って、そこでも時間の流れを感じたので、来年はもう少し社会性も大事にしていこうと思った次第だ。
全てではないが、総じて悪くない1年だったね。