音楽放談 pt.2

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2016-01-01から1年間の記事一覧

メインストリームも聴こう -Taylor Swift

この頃は聴く音楽の幅を広げようと思ってあれこれ手を出すようにしてる。 そのせいでここ数ヶ月で買ったものすらまだ1回しか聴けていない状態になってしまったのは不徳のいたすところであるが、それはともかくジャンルやアーティストとかもあんまりこだわら…

小休止124「晴れた日の歌 pt.2」

ウリ坊って、可愛いよな。 それはともかく、いつの間にか季節変わって秋である。 こんなにも秋を感じる秋はいつ以来だろうか。 ここ数年ときたら、昨日まで半袖、今日からコートみたいな風情のかけらもないことを平気でしてくるのだけど、今年は「秋物の服を…

永遠の旅人 -Bob Dylan

今年のノーベル文学賞をあのBob Dylanが受賞したと言ってなかなかの驚きを持って迎えられた。 そりゃそうだ、彼はフォークシンガーであって文学作家ではない。 しかし、彼の書く詩は文学のそれと言っていいだろう。 実際日本においても彼の書く詩に魅せられ…

眠れない夜に -Depech Mode

たまにどうにも眠れなくなることがある。 昔から寝付きのいい方ではないのだけど、頭の中をいろいろの思考がめぐりめぐってそれがいかんともし難く、囚われてしまうのである。 今日もそんな感じ。 別に何があったわけでもないのだけど、一つの気がかりが肥大…

夢見心地空間 -Townmeeting

今日はアナログフィッシュの日(健太郎さん認定)ということで、恒例となりつつあるTownmeeting。 普段と異なりアコースティックなライブなのだけど、今年はアコースティックアルバムも出したのでツアーという形になった。 といっても私は東京のライブしかい…

社会は肩身が狭い? -Phantom Limb

資生堂のCMがセクハラだとか女性蔑視みたいな視聴者のクレームを受けて放映中止になったらしい。 ニュースのコメントには賛否様々な意見が一応飛び交っているけど、なんていうか、ケチのつけ方を覚えた中学生が胸を張って正論っぽいことを述べているようでな…

小休止123「インストアイベント」

今日は会社帰りに新宿のタワレコでMorohaのインストアイベントへ。 先日は同じ場所でPredawnのインストアライブ&サイン会へ、そして今日はライブは3曲だけ聴けたのだけど、彼らのライブはいつもどこでも熱いね。 フリーライブなのでなんとなく立ち寄った人…

悲しみにはさよならを -Wednesday

日付変わって今日は水曜日だ。 週の半ば、社会人には一番つらいタイミングである。 しかし、まだ水曜日かと思う一方でもう水曜日かという思いもある。 それはきっとやらなければいけないことの量によって違うのだろう。 幸か不幸か私にはやらなければいけな…

ぬいぐるみを可愛がる大人 -オーケンとボースカ

私の音楽の趣味がいわゆるメジャーフィールドからふみはずすきっかけとなったのは、中学時代に手を出したオーケンの本、そして当時中部地区でやっていたラジオのせいだ。 そもそもオーケンに興味を持ったきっかけは音楽とは全く関係ないし、別に彼のタレント…

小休止122「カバーやトリビュート」

The Nationalのデスナー兄弟がGrateful Deadのトリビュート盤を企画した、と言って話題になった。 アメリカのインディ系アーティストを中心に60組、かなりの名前が並んでいる。 日本ではThe National自体あまり認知されていないが、本国では数万人規模を平気…

誰かの夢のなか -他人の夢

最近なんとなく聴いていて気にあった曲が2曲ある。 同じテーマというかモチーフの曲なのだけど、扱っているのは夢。 でも、いわゆる前向きなドリームではなくふわふわと実感のないものとしての夢。 寝ているときに見る夢に近いものである。 何かと言うと、一…

Coolなバンドと音楽 -The Faint

大好きなのに今に至るも1回もライブを見られずにほぞを噛む思いをしているバンドがある一方で、これまで1回しかライブを見たことがないながらもそれゆえに観られて本当に良かったと思えるバンドというのが幾つかある。 最近ではThe Velvet Teenとか、少し前…

新宿駅東南口 -フリーライブ

今日は新宿へ出かけたのだけど、街を歩いていると不意にタオルを渡された。 何かと思ったら、ニューロティカである。 どうやら駅前でフリーライブをやるということで、あちこちにTシャツを着たスタッフがチラシとかタオルを配っている。 私はこのバンドの音…

大物の野心 -Red Hot Chili Peppers

80年代から90年代に中心にいたバンドたちもすっかり大御所という年齢になってきた。 鬱全開で世に受け入れられたReadioheadなんかは相変わらず変化しながらアルバムを出すごとに賛否両論を呼んでいるからすごいなと素直に思う。 ひたすら賞賛しかされなくな…

批判助長社会 -Get Seduced

最近のニュースってびっくりするくらいしょうもないことが多い。 重大事件というべきももちろんあるし、報道するべきだろうなという事案もあるけど、一方でそれをこんなに時間を割いて神妙な顔で議論する理由がわからないこともたくさんある。 それこそ不倫…

タイアップ -The Klock

今年出したAA=のアルバムではコラボ曲も大きな話題になった。 厳密にはアルバムというよりはそれ以前にコラボがあって、それを経てのアルバムはどうだ、という推移ではあったけど、ともあれTakeshi自身の意識のあり方もだいぶ変わったことが見て取れる作品で…

小休止121「ライブシチュエーション」

と、いうわけで本日2本目。 昼から変わり種イベント、まちねのわだちへ。 昭和の遺産、都電荒川線に乗りながらのライブ観戦というちょっとファンシーなイベントである。 出演は2組、1人は原田茶飯事という初めましてな人と、アナログフィッシュの佐々木健…

せわしなく -New Audiogram

昨日はライブイベント、New Audiogramへ行ってきた。 場所は渋谷のO界隈なのだけど、最近ここを使ったイベントが多く、しかもなかなかいいラインナップを持ってくることが多く、割とちょくちょく行っている。 今回はこのタイトルのイベントの10周年というこ…

はっぴいえんどは終わらない -はっぴいえんど

日本の2代夏フェスを特集したクロスビートの特集号が発行されている。 以前は毎月発行だったが、今はこうした季節ごとに発行される季刊誌?になっている。 毎年夏フェス特集は見ているのだけど、今年はフジロックはレッチリ、サマソニはレディへを中心に据え…

ラッパーの一分 -The Boss

私にはある癖があり、それはどうにも止められない。 何かと言うと、例えば映画館へ見に行った映画はDVDが出ると買ってしまうとか、行ったライブのDVDも出ると買ってしまうというものである。 とはいえ、一応の理由はあって、例えば映画であれば1度見ただけで…

水面の光るゆらゆら感 -Animal Collective

来週にはもう9月である。 早すぎないか? なんだか今年の夏はそれほど暑かった記憶がなくて、梅雨が明けた後の方が梅雨っぽく雨ばかりだった気がする。 猛暑と言われていたが蓋を開けてみれば冷夏ではないのだろうか。 といっても気温は30度は超えていたよう…

小休止120「Hostess Club All-Night 2016」

昨夜は2年目となるサマソニ枠でのHostess Club All-Nightであった。 ラインナップは安心のホステス印、ヘッドライナーとしてDinosaur Jr.とAnimal Collectiveを加え、定番ラインのMatthew Herbert、TemplesにDeerhunter、初登場のSavagesとJohn Grantという…

小休止119「田舎はのどか」

最近では主に東京、関東近郊に在住している人向けに田舎暮らしというものがリプリゼントするようなメディアが増えている。 都会の喧騒を忘れて、田舎で静かに暮らしませんか?なんて。 確かに東京、特に都心に近いところほどいかに静かといえども常になにか…

NatsuFish!! -アナログフィッシュ

昨日は毎年恒例のツアー「NATSUFISH」であった。 今年はファンからリクエストを募ってその中から曲をやるという企画があったり、これまでで一番の長尺セットでやると宣言していたりと、今の彼らの上り調子の彼らのモードが現れていた。 会場はファンが集まっ…

インディ女子 -Predawn

暑い。 夏フェスの季節とて、フジロックはすでに終わって、次はサマソニである。 最近は日本人アーティストも海外勢に負けない音楽性と実力を持っているので、また少し見方も変わってきて面白い。 不思議なもので、ロキノン系フェスについては個別には好きな…

こっちとそっち -Moools

最近ようやく懐具合が落ち着いたので、久しぶりに飲みに行ったりしている。 といっても私の場合1人飲みが多く、近所の居酒屋でちびちびやっている。 変に気を使うこともなく、音楽を聴きながら適当にやっているのは気楽でいい。 ストレス発散、などというほ…

若手が続々と - The Internet

最近本当に休日にやることがなくて、何をするでもなくうろついている。 家にいても暑いし、冷房の効きも良くないので、カフェで本なぞ読んだりして。 家にいるよりは街中の可愛い女の子たちを見ながら保養をしつつ、でもそうして見ているばかりでなく本当に…

”自分”で戦う -Bo Ningen

今週末からスタートしているフジロック、私は1度だけ行ったことがあるけど、あの空間は本当に素晴らしい。 普段都会に暮らしているから余計にそう感じるのかもしれないけど、山は静かだ。 どこか浮世離れしているようにさえ感じられる。 そこで好きな音楽を…

大人のたしなみ -Kevin Drew

先日嬉しいニュースが飛び込んできた。 Broken Social Sceneが新譜の制作に取りかかっているとのこと。 前作がすでに6年前である。 もう6年か、と改めて思ったのだけど、その年の個人的ベストは彼らのアルバムであった。 今聴いてもそのキラキラしていながら…

小休止118「ジャケ買いのすゝめ」

今の若者にはわからないかもしれないが、かつて世の中にはCDというものがあり、その表紙のデザインをジャケットと呼んだのである。 音楽を包み込むデザイン、まさにその音楽性を表現しているという意味において極めて重要なアートワークである。 単なる名刺…