音楽放談 pt.2

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US 00s

かいじゅうたちにいるところ ―Karen O

私は『Social Network』なんかもそうだが、映画そのものよりも音楽を目当てで観に行く場合が多い。 そもそも昔から映画を好んで観る訳ではないし、2時間くらいじっとしているのもあまり好きではない。 別に多動性障害ではなく性分なだけだが。 最近特にその…

大人のロック ―Spoon

最近アメリカンインディが熱い、ということを書いて、The Shinsを取り上げたのだけど、彼等に先立って聴いていたのがSpoon。 既にアルバムは5枚くらい出していて、デビュー当時から耳の早いリスナーには評価されていたらしいが、私が彼等を聴くようになった…

アメリカンインディの良心 ―The Shins

最近アメリカンインディをよく聴いている。 派手さよりも渋さの方が際立つバンドが多いのだが、実に良心的でいい音楽をやっているバンドが多いのである。 それこそStrokesだってインディから名を成したバンドだし、Yeah Yeah Yeahs、Liars、Interpol、TOn Th…

インディの台頭 ―liars and so on

今年の前半はインディ勢のリリースが相次いでいる。 順次発売されているので颯爽と買っている訳であるが、その中で今日はLiarsについて。 この新譜が実に素晴らしい。 Liarsといえば、Yeah Yeah YeahsやTV On The Radioなどと共にアメリカ・NYのアートパンク…

Deerhunter in Hostess Weekender

先週末は土日共にライブへ。 土曜日はMOROHAという日本のヒップホップユニットのアルバムリリースイベントで、LITEも出演していたので行ってきたのですね。 その他アナログフィッシュと計3組出演しており、いずれも良かったね。 これについてはまた別途その…

ポップの多義性 ―Queens Of The Stone Age

今年も年の瀬が近づいてきている。 と、毎年この時期には言っている。 今年も豊作でしたね。 なんと言ってもNine Inch Nailsの新譜には痺れたし、フジロックでのライブは、最高でした。 他のアーティストについても結構な数が出たな。 !!!、Arctic Monkeys、…

佳曲満載 ―Free Energy

すっかり夏になってしまい、それどころかここは本当に日本かと思うほど強烈に、激烈に暑い。 35度が普通になっているじゃないか。 まだ7月上旬なのに。 梅雨もさっさと明けてしまい、子供達は夏休みを前に既にだれているのではなかろうか。 社会人な私は毎日…

けいおす ―The Dillinger Escape Plan

最近は暑くなってきているので、アッパー系の音楽が心地良い場合が多い。 それこそSystem Of A Downとか、ついこの間新譜を出したQueens Of The Stone Ageとかそんな奴を聞いている訳である。 そんな中で最近聞いているのがDillinger Escape Plan。 元々NIN…

びっくりはしない ―!!!

先日新譜ラッシュで楽しみだ、という内容の事を書いた。 そこから追加でThese New Puritansも6月に出す事が発覚、そのすぐ後にHostess Weekenderで来日なので、じつにテンションが上がる。 あのイベントは割とし知らないバンドも多いのだけど、毎回発見があ…

時代の終わり ―The Strokes

00年代も過ぎ去って久しい。 既に音楽業界もアップデートされて、当時もてはやされたバンドの何組が今も現役であり続けているだろうか。 Libertinesは早々に消え、Musicも解散し、Coralも音沙汰がない。 White Stripesも解散し、Vinesは既に不安定で何時消え…

良い曲を聴く ―Frank Ocean

最近自分の聴く音楽の幅も広がったな、とつくづく思うのは、やはりこの手の音楽も聴くようになったからだろうか。 といってもジャンル的に積極的に手を出すかと言えばそういう訳でもなく、たまたまという側面が強いのだけど。 相変わらず音楽雑誌の年間ベス…

音楽偏差値75 ―Dirty Projectors

少し前の話になるのだが、2月3日にHostess Weekender というイベントへ行った。 ここ最近定期的に開催しており、出演アーティストがかなりコアで良質なので、毎回ラインナップが出るのが楽しみだ。 しかも土日開催なのでちゃんと行けるので非常に素晴らしい…

名作は色あせない ―Velvet Teen

最近は出費を抑えるべく、新しい音源の購入は控え、過去のものを聴き返している。 そうして遡ると、購入当時は見えなかったものが見えてきたり、楽曲に対する印象なんかも変わってくるから面白いのである。 私の場合は特にコアな奴ばかりなので、興味本意に…

現代的であるという事 ―Black Dice

最近出張で方々の町へ行くのですが、特に関西方面への出張が増えている。 大体大阪駅付近に宿をとっているのだけど、やはり地方によって町の雰囲気というのは違うから面白い。 大阪とかだと、耳に入ってくる言葉も関西弁なので、なんだか新鮮なのである。 …

変態的であるが故 ―Black Dice

季節が巡るのは早いもので、気がつけばもう5月、しかも場所によっては既に真夏日を観測したっていうじゃない。 まったく、つい先週までは肌寒さを覚えるような毎日だったのに、いつの間にか半袖である。 もう少し春を感じさせてくれても良いじゃないか、なん…

グッドミュージック ―Sea and Cake

相変わらずマニアックと回りには言われる音楽を好んで聴いている日々が続いている。 会社の人とカラオケに行ってもまあ通じない。 とはいえ最近はそれなりの処世術も身につけたが。 それにしても残念なのは、こうして聴いている音楽は少なくとも私にとっては…

美しき音楽 ―Owen Pallet

センスや才能と言うものをどう言うところで感じるか、それはその分野に置けるオリジナルな要素を強く感じたときだと思う。 必ずしも前人未到という意味ではないが、ある種の発見感を与えてくれるような、そんな人にはやはり才能というものを感じざるを得ない…

Music Is My・・・ ―CSS

2012年になったのです。 さりとて何が変わるでもなく、明日からはまた仕事である。 どうして休みはかくも短いのか。 まあうだうだ言ったところで時間は止まらないし戻らない。 仕方ないから頑張ろう。 さて、新年一発目は今更ながらCSSというバンド。 女の子…

カタルシス ― Gang Gang Dance

寒いですね、実に。 年々寒さに弱くなっていくのは年のせいだろうか。 というよりも、学生の頃は筋トレとかしてたから、体丈夫かったんだろうね。 ところが今では外見的にもヴォリュームダウンである。 デブることはないのだけど、さすがに貧相になってきた…

Sound of Univers ―Flying Lotus

最近はめっきり冬らしくなって、待ちの景色もにわかに色めき立っている。 この騒々しさを指して師走、なんていうのであるが、いよいよ年の瀬ですね。 ほんの数日前まではまだ秋なんだかなんなんだかよくわからない感じであったが、今や疑う余地もなく冬であ…

I Don't Wanna Wake Up・・・ ―Deerhunter

毎年アメリカのインディバンドが地味に来日しているのだが、あいにく平日とあって行けない。 昨年のLiars、The Velvet Teen、Vampire Weekendあたりは死ぬかと思った。 そう、ショックのあまり。 今年はRaptureも決まったけど、2日間も来るけど、会場も良い…

Can You Feel It? ―TV On The Radio

アメリカのインディシーンが活況を呈して、注目を集めていたのはもう3年くらい前になるだろうか。 それこそLCDやれRaptureやれといったディスコパンクだとか、!!!やFaintらのようなポストパンクリバイバルと言われた一群、あるいはNY界隈のアートパンク勢、A…

ここらが山か ―The Strokes

今日サマソニ行くんですが、今年の目当ては完全にStrokesである。 昨年末に早々と発表されたヘッドライナーに彼等の名を見たときには、仕事中にも関わらず大声を出しそうになった。 たしかYahooニュースのトップにも扱われていたので、やはりコメントではレ…

罪な耳(Sky Ear) ―At The Drive In

最近またCDをよく買っている。 今年4月頃から入手した音源を通算すると、中古・新譜合わせて350曲近くあった。 中には貰ったり借りたりしたものもあるから、全部買った訳ではないが、こんなにあったっけ?なんて思ったわけである。 今年は新譜も多いからな。…

爆発力がもう一歩 ―Free Energy

一時期やたらとレーベルが注目されていた。 エレクトロ系のKITSUNEとか、グランジ/オルタナのサブポップとか、カナダのArts & Craftsとか、テクノのWarpとかね。 もちろん今でもどれも有力・優良レーベルなわけだが、最近はあんまり言われなくなった気がす…

苦境の2ndにはずれなし ―Battles

かつてインディロックの特権と言えば、演奏が下手でも構わない、それよりも音楽への情熱だ!と言った、いわゆるヘタウマな価値観だったと思う。 インディと言うかパンクかもしれないけど。 でもそのパンク的なアチチュードがよしとされていたのは事実だと思…

ロックとはかく在るべし ―Queens Of The Stone Age

ロックも多様に多様を極めて、ある程度以上ロックと呼ばれる音楽を聴く人であれば在るほど、ロック的な音楽と言うもののイメージは曖昧なものになっているのではないだろうか。 音楽雑誌も、段々ロックと言う言葉にこだわらなくなってきている。 Lily Allen…

バンドの方向性は仲違いの原因に ―Tyondai Braxton

今年に入って新作が続々とリリースされている。 Strokesは輸入盤だが既に手に入れた。 R.E.Mも購入したが、まだそこまで聴き込めていないものの、個人的には前作の方が好きだと言う印象である。 また、これからに目を向ければ、まだまだ楽しみな要素はたくさ…

突然に ―Get Behind Me, Satan

年が明けて早1ヶ月、時の流れとはかくも早いものかしら、といつも言っている気がする。 そんなに一生懸命時間を追いかけている訳ではないが、何気なく空いた隙間時間がすごくうれしい今日この頃。 金曜日の夜は決まって夜更かしである、が、明日は午後からな…

First Impression Of ・・・ ―The Strokes

早くも夏フェスの話題が出始めている。 今年は例年よりも早い印象である。 特にサマソニは年明け前に発表されているし。 で、トリがまず発表されたのであるが、今年はジョンが抜けて新ギタリストが加入したばかりのRed Hpt Chiri Pepper、The Strokesの2組…