US 00s
あけましておめでとう御座います。 年が明けてまだ2日ですが、個人的には3が日が既に終わってしまったかのような終息感。 特に何をするでもなく、漠然とした時間の中を過ごしてしまった。 ま、たまにはいいか。 もっともたまにしか連休自体ないのにこのだら…
Broken Social Sceneの新作が本当に素晴らしい。 聴いていてこんなに心地よい音楽など、ないとは言わないけど、なんか掛け値なしにそう思えるのは久しぶりである。 もともと彼等の音楽にあるキラキラしたポジティヴィティというような部分に強い魅力を感じて…
今年、とうとうLCD Soundsystemが活動の休止を宣言して、最後のアルバムがリリースされた。 前作ほどのポップ感もなければ1stのような尖った感覚もないけど、クールでかっこいいし、さすがという所を見せつけたような作品である。 現在来日としてはフジロッ…
ついこの間、彼女から夜中に電話があった。 なんでも自宅のプリンタが機能しなくなり、大事な書類がプリントアウトできずに窮しているとのこと。 ほぼ泣きながら電話口でそんな事を言われても、プリンタの様子もなにもわからない以上、手の施し用がない。 も…
Radioheadはいつまでも賞賛されている。 音楽性の高さと革新性、そして変化を繰り替えずその姿勢に、志の高さも賞賛の対象となっている。 アーティストからの支持も高く、もちろんマスコミも絶賛。 リスナーからすれば、好き嫌いのはっきり別れるタイプであ…
うっかりしていたが、既にLiarsの新譜が出ていた。 いけない、私とした事が。 最近なにかと煩雑な事が多くてつい見落としていたが、これはさっさと買わないと。 今回は2枚組で、新譜とリミックス版がカップリングになっている。 そのリミックスをしている連…
音楽を聞くにあたって重要になる事は人によって違うだろう。 歌詞が大事、曲が大事、アレンジが大事、ヴォーカルの声が大事、ヴォーカルの顔が大事、などなど、どこに力点を置くのかは好みの問題である。 私などは、色々重視するけど、割とフィーリングなど…
フジロックフェスティバルの第2弾までが早くも発表されている。 今年もそんな季節か、なんて思いつつ、ラインナップをみてびっくり。 例年であれば、サマソニから消えて行くアーティストを悔しがる程度であるが、今年は事情が違いすぎる。 メンツがクソ豪華…
先週末土曜日、今年のライヴ初めとてYeah Yeah Yeah'sのライヴへ。 一度は観たかったバンドであったので、これは良い機会、とて取ったのですね。 会場は品川のプリンスホテル脇の、なんていうんだろう、映画館なんかも併設された施設。 さすがYYYs、こんな会…
恐らく今年の記事はこれが最後であろう。 相変わらずあまり訪問者の数も増えず、いま少し広報活動にも注力してゆかなければならないであろう今日この頃、世間でマイナーとされている音楽ばかり聴いていると存外世界は狭くなるかもしれない。 とはいえ、良い…
今年も気がつけばまもなく11月というところに来ている。 なんともはや、時の流れという奴は節操がない。 何をそんなに慌てているのか。 なんて、そもそも「時」、もしくは「時間」ってのは奇妙なもので、一体何者なのでしょうかね。 物理学の世界では時間は…
ロックも多様化しすぎなほど多様化していて、もはやカテゴリというものはほとんど意味をなさず、CD屋で探すのに便利、という程度のものになった。 いや、むしろ不便になったかもしれない。 おいてある棚がどの棚なのかがわからなくてね。 ダンスミュージック…
先日の選挙でついに与党が自民党から民主党に移った。 アメリアの大統領選挙にあやかって、声高に「Change!!」が叫ばれた訳であるが、実際何か変わるかどうかはわからない。 民主党政権を危ぶむ声も少なくなく、テレビメディアではもっぱら民主党を持ち上げ…
2000年代のロックを語る上で欠くべからざる存在と言えば、Strokesである。 ここ数年は各人のソロ活動が非常に取りざたされる。 アルバート・ハモンドJrはソロ作品を確か3作品くらいは出していた気がしたし、サマソニなどにも出ている。 ジュリアンはQueens o…
今やメジャーとインディの垣根は曖昧になりつつあり、インディといっても実質メジャーと変わらないようなバンドも数多くいる。 両者の違いと言えば、単独で国際的な販売網を持っているかどうか、という点だけではないだろうか。 かつてのようにレコード会社…
先日のthe Horrorsに続き、今日はYeah Yeah Yeahsの新譜についてである。 彼らにとって3rdに当たる今作は、かなり大きな新機軸を打ち出したことも相まって、かなり高評価を得ている。 前作はややダークと言うか、全体的なトーンとしてはダウナーであった。 …
ここ数年の音楽業界の流れというのは実に早い。 Arctic Monkeysは既に古典のような扱い、Klaxonsも新しい基軸を示すことが求められている風がある。 今はダンス×ロックの組み合わせが一つのメインストリームな訳であるが、その内訳ももはや多様を極めすぎて…
来週にはまた一つ、楽しみな新譜がでる。 Cursiveというバンドの奴ね。 来週には給料も入るので、いくつかまとめて買おうと思っている。 既にでているが、ちょっと小銭が足りなくて買ってない奴もあるし。 マンソンも出した、Black Diceも聴きたい。 Animal …
冒頭は前回の記事と内容的にはかぶるんだけど、デジタル配信の件ですね。 日本ではまだ音楽がビジネスとしてある程度は成り立っているし、なんのかんの言ってもCDというメディアが完全に淘汰されてしまうことは、少なくとも当分はないだろう。 日本人と言う…
健康を測るバロメーターと言うのは、割と人それぞれであったりする。 精神衛生的な意味での健康ね。 メシが喰えない、なんていう人は割合オーソドックスと言うか、わかりやすい例である。 翻って自分はどうか、と考えると、まず眠いのに眠れなかったり、日中…
最近疲れているせいか、静かな音楽に心癒される。 ゆったりと心地よいメロディを耳にしているだけで、私は結構幸せです。 でも、同時に荒んでいるのかなんなのか、猥雑としたような音もすごく心地いいときがあるんだよね。 久しぶりにBeckの1stを聴いていた…
最近はプロデューサーという立場の人がものすごく注目されている、と言う話は以前にも書いた。 もう改めて書かないけど、やはり一流のプロデューサーは一流の審美眼を有している、と言うことであろう。 今や出来のいい新人を誰が一番早く探し当てるかに、メ…
先駆者という奴はやっぱり偉大である。 仁和寺の法師も言っているが、そうして先達があれば自分の行くべき場所を教えてくれる訳である。 素敵じゃない。 別に今いる奴らがみんなそうだ、という訳ではないけど、ニューウェイヴリバイバルという一つの流れの最…
先日の記事ではNYが熱い、と書いた。 実際おもしろい奴がゴロゴロいるわけであるが、それだけではない。 もう一つ忘れていけないのが、オマハという都市である。 もう何度も登場しているが、私が最近好んで聴いているバンドの多くもこの街出身である。 The F…
今年はまた新譜が楽しみなアーティストが非常に多い。 まずなんと言ってもAA=、今月ついに出ますね。 他にもMaximo Park、Broken Social Scene、Charlotte Hatherleyあたりは今年出るといわれているがいささか覚束ない。 Nine Inch Nailsなんかは気まぐれの…
ダンス×ロックのクロスオーバーは今やロックにおいては常套手段の一つといえる。 その先駆的存在として名高いProdigyがこのほど新作をドロップするが、その評価は極めて高いようだ。 友人で大好きな奴があり、一夜限りの単独公演もいく。 ちなみにチケットは…
新規に何か聴こう、と思うとき、何を基準にするであろうか。 基準というか、選ぶにあたって参照するもの、という方が正しいか。 好きなアーティストの作品なら追っかけるのは当然だろうと思うけど、違う奴も聴くようになるきっかけである。 一番大きいのは雑…
今の世の中はネットダウンロードで音楽を聴くのが普通であり、曲はシングル単位で聴くのが普通であるらしい。 i-Podの出現により、音楽のあり方が劇的に変化したと言われて久しいが、個人的には悲しい事である。 私は相変わらずCDを買うし、アルバム単位で曲…
自分にとっての常識が他人にとっても常識であるとは限らない、という事くらいはこの年になればいい加減わきまえている。 たとえ自分にとっては息を吸うのと同じレベルの事でも、他人にとっては東大受験するくらいの厳しい事である可能性だってある訳である。…
世の中には探せば本当に色々なものがある。 誰にとっても大きな意味を持ちうるものもあれば、はっきり言って無意味としか言いようのないナンセンスの塊もある。 でも結局のところ、これらの間には決定的な差なんてないのが面白いところである。 要はナニが価…