音楽放談 pt.2

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J-Rock

音の渦 -Ogre You Asshole

本日2本目だが、今日はOgre You Assholeの単独へ。 毎年この時期にやっていると思うんだけど、今や彼らのライブはソールドアウト必至なので、チケットが無事取れてよかった。 といっても、実は取ったことを忘れていて、1週間くらい前に「ヤベッ、チケット…

ハードコアの何たるか -Melt-Bananaと狂うクルー

もう12月も半ばを過ぎようとしている。 今年は割と仕事も落ち着いているというか、すでに年明け以降の準備を粛々と進めている状態で、昨年は今目の前のことにバタバタしていたのを思えば進歩したというものだ。 課題は依然残っているけど、それでも嫌な焦り…

音楽の在り方 -8otto

今年は新譜が盛りだくさんで、9月以降もThe Horrors、The National、Four Tet、さらに10月に入ってからはSt. Vincentにスマパンのビリーのソロ2作目、StarsにDFA1979にと続々リリースされている。 実はMetricのヴォーカルのEmilyもソロ作を出していて、音源…

本日は休演したい -本日休演

最近仕事から帰ってきて飯を食いながらビールを飲むのがすっかり習慣になっている。 少し前までは平日は飲まないようにしていたんだけど、呑んでも飲まなくても翌日に特に違いはないことがわかったので、だったら飲もうと思ったようだ。 飯を食いながらなの…

地続きのロックシーン -Age Factory

一昨日は個人的に2回目のThe Velvet Teenのライブだった。 今回の来日ツアーでは東京では都合5回ライブがあって、今日はツアー最終日でもある。 実質一番メインの回が土曜だったのだけど、ライブはやっぱりよかった。 セットリストは大きく変わらなかったけ…

真夏の夜のコーヒー -髭

そこまで熱心なファンというわけでもないけど、なんとなく聴き続けているアーティストがいくつかあるわけだけど、その中の一つが髭である。 今やドリーミーとすら言えるくらいポップでいい感じの音楽を近作では作っていて、曲だけでなく歌詞も素晴らしいのだ…

ロックンロールなその訳 -andimori

なぜかわからないが、こいつはロックンロールだと感じる人がいる。 どういうポイントかということをうまく指摘できないけど、聴いていてなんとも心踊るような瞬間があると、とても私は好きなんですね。 それって多分歌っているその人、演奏しているそのバン…

旅の途中 -The Novembers

バンドのドキュメンタリーは面白い。 バンドだけに限らず、レーベルとか音楽絡みのものは好んで見るんだけど、自分とは全然違う世界で生きている人たちだからその違う世界の現実を見ることが面白くもあるし、また単純に好きなバンドのいろんな側面が見えてく…

この空気感 -Bloodthirsty Butchers

もう梅雨は明けたのだろうか。 毎年この時期はいつのまにか明けたことになっていることが多い。 天気のことだから、スパッと線を引くわけにもいかないんだろうし、別に明けようが明けまいが今日と明日の天気がどうかだけわかれば、さして不便もないが。 それ…

ひねくれたワケ -それでも私は

今日はアメトークで、この時期恒例といってもいいであろう、高校野球、甲子園の会であった。 しかも2時間。 毎週楽しみにしている番組なのだけど、個人的には全く興味がないどころか、ちょっとイラついてしまう企画である。 私の出身校は、私が在学当時から…

飲み屋の仲間フェス -Over All Over

昨日はライブイベント、Over All Overというやつへ。 居酒屋「まるいち」の常連アーティストが出演するという変わり種の趣旨だが、登場したのはAfterhour的なラインナップ、そこにあまり耳慣れない2組がいる。 NoshowはBDBのTakaとAsparagusの人たちのバンド…

ROVOの野音 -MDT Festival 2017

昨日はROVOの野音でのイベントへ。 ここ数年毎年やっているらしく、過去のラインナップをみてもかなりコアで熱いラインを揃えていた。 今年はD.A.NとOgre You Assholeを招いての会なので、よっしゃと勇んで行ったのである。 野音といえば様々なアーティスト…

スケールアップ進行中 -The Novembers

昨日はThe Novembersの単独ライブへ。 イベントや対バンは結構見ているけど、考えて見たら単独は行ったことがなかったのでせっかくなら一度は見ておこうと思ってね。 今回は「美しい日」というテーマの下、ライブ・ドキュメンタリーDVDの発売を絡めてのツア…

志のあるイベント -After Hours

遅れ馳せながら、先週日曜日に開催されたAfter Hoursについて。 恒例のSynchronicityと2デイズとして初開催となったイベントは、その界隈のファンの期待値を示すようにソールドアウトとなった。 渋谷O界隈を使った都市型の集約フェスだが、かなりの人入りな…

情けの庭 -toeとdowny

昨日はDawnyの自主企画で、toeとのツーマンであった。 発売後、ほぼ即完に近い速度でソールドアウトしたライブであるが、まあこの2バンドならさもありなんと思っていたので私もすぐに抑えた。 4月にAfterhoursに両バンドとも出演するが、絶対にタイムテーブ…

伝説的にハードコア -54-71

人間の感覚は一定の刺激にさらされると、すぐに慣れて感覚が鈍るという現象が起こる。 例えばどれだけ大きな騒音でも、しばらくすると当初ほど気にならなくなったり、ライブ現場でもその音になれる感覚は音楽を聴く人であれば経験的に想像できると思う。 他…

美学 -Plasticzooms

美学という言葉がある。 その人のこだわりとか価値観の根本のような意味合いで使用されることが多いけど、この人には独特の美学があるんだろうなと感じる人はちょいちょいいる。 街を歩いてさえ、きっとこの人は独自の美学があるんだろうなと感じる人はいる…

ライブ現場の熱 -Ogre You Asshole

昨日はやることもなかったので急遽ライブイベントへ。 ミツメが主宰するもので、出演者の中にcero、Orge You Assholeがあったし、ミツメも聴いたことがなかったので、せっかくだしというわけだ。 最近バンド主宰のこういうイベントが増えているけど、気に入…

ライブの醍醐味 -Predawn

今日は仕事を早めに終えてライブへ。 Predawnのアルバムリリースツアーの最終日である。 会場はLiquidroomだったのだけど、昨年もやっていて行ったな。 こうして毎年恒例になったらいいよね。 それはともかく、アコギ1本のライブとこうしたバンド編成の音楽…

暖かな孤立感 -フィッシュマンズ

たまにどうしようもなく刺さってくる音楽に出会うことがある。 それはふとした瞬間だけだったり、極限定的なシチュエーションだけだったりもするのだけど、その瞬間は世界を全て染めるくらいに影響してくる。 必ずしも明るい音楽でもないし、暗い音楽ばかり…

ちゃんとしないと -トリプルファイヤー

先日会社の最寄駅で、会社までの道すがらある中年男性が私の目を引いた。 私の職場は都心にあって、場所を言うと大概褒め言葉が出てくるエリアなんだけど、田舎者の私には一生縁のないエリアだと思っていたところ今である。 とりあえず金持ちと鼻持ちならな…

音像の向こう側 -downy

昨日はDownyのアルバムツアーで渋谷へ。 彼らのライブはこれまで2回見たことがあったけど、対バン、イベントだったので単独は初めてだ。 今に至るも日本のアングラ系バンドに与えた影響はとても大きく、それこそ海外で成功したMONOやenvyらとも共振する轟音…

誰かの夢のなか -他人の夢

最近なんとなく聴いていて気にあった曲が2曲ある。 同じテーマというかモチーフの曲なのだけど、扱っているのは夢。 でも、いわゆる前向きなドリームではなくふわふわと実感のないものとしての夢。 寝ているときに見る夢に近いものである。 何かと言うと、一…

新宿駅東南口 -フリーライブ

今日は新宿へ出かけたのだけど、街を歩いていると不意にタオルを渡された。 何かと思ったら、ニューロティカである。 どうやら駅前でフリーライブをやるということで、あちこちにTシャツを着たスタッフがチラシとかタオルを配っている。 私はこのバンドの音…

せわしなく -New Audiogram

昨日はライブイベント、New Audiogramへ行ってきた。 場所は渋谷のO界隈なのだけど、最近ここを使ったイベントが多く、しかもなかなかいいラインナップを持ってくることが多く、割とちょくちょく行っている。 今回はこのタイトルのイベントの10周年というこ…

インディ女子 -Predawn

暑い。 夏フェスの季節とて、フジロックはすでに終わって、次はサマソニである。 最近は日本人アーティストも海外勢に負けない音楽性と実力を持っているので、また少し見方も変わってきて面白い。 不思議なもので、ロキノン系フェスについては個別には好きな…

こっちとそっち -Moools

最近ようやく懐具合が落ち着いたので、久しぶりに飲みに行ったりしている。 といっても私の場合1人飲みが多く、近所の居酒屋でちびちびやっている。 変に気を使うこともなく、音楽を聴きながら適当にやっているのは気楽でいい。 ストレス発散、などというほ…

思わぬ出会い -溶け出したガラス箱

先日暇しかないくせに例によって都内某所のディスクユニオンをぶらぶらしていたときのこと。 この間ライブで見たトリプルファイヤーのCDでもないかしら、と思って「と行」のコーナーを見ていると、思わぬタイトルが目に飛び込んできた。 こ、これは!もしや…

突然 -Soft Ballet

今年は残念なニュースが立て続く。 年始のボウイに始まり、ロックの大御所が次々にこの世を去っている。 誤解を恐れずに言えば、多くはある程度年齢も言っている場合もあって仕方ないかな、時代の終わりか、なんていう言葉でもって受け入れられるところもあ…

世界を揺らす -Boris

今日はThe Novembaersの主催するイベントへ。 彼らがトリになりながらいろんなバンドと対バンする企画をちょくちょくやっているのだけど、今回はKlan Aileenという若手とBorisの3バンドとなった。 ノベンバ以外は初めましてだし、かねてよりBorisは見たかっ…