音楽放談 pt.2

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J-Rock

突然 -Soft Ballet

今年は残念なニュースが立て続く。 年始のボウイに始まり、ロックの大御所が次々にこの世を去っている。 誤解を恐れずに言えば、多くはある程度年齢も言っている場合もあって仕方ないかな、時代の終わりか、なんていう言葉でもって受け入れられるところもあ…

世界を揺らす -Boris

今日はThe Novembaersの主催するイベントへ。 彼らがトリになりながらいろんなバンドと対バンする企画をちょくちょくやっているのだけど、今回はKlan Aileenという若手とBorisの3バンドとなった。 ノベンバ以外は初めましてだし、かねてよりBorisは見たかっ…

色気のある新世代 -D.A.N

最近イベントなんかに行った時には初めましてなバンドでも話題のやつなんかはできるだけ見るようにしている。 音源を買おうとなると如何しても今聴いているものを優先してしまうし、それだけでも結構な量のバンドとかを聴いているから新ものに触れようと思…

日本のオルタナの風景 -The Novembers

第一印象は大事ではあるけど全てではないというのは良くある話で、殊音楽では本当によくある。 その時に聴いている音楽の傾向だったり、ジャンルだったりで例えどんなにいい音楽でも「モードじゃない」と言ってスルーすることは、私なんかは特に良くある。 …

キャパシティの拡大 ―Synchronicity 2016

つい先ほど帰宅したのだけど、今日は4月の恒例となりつつ都市型フェス、シンクロニシティであった。 日本のインディ系のアーティストを中心にかなり良いラインナップを毎年揃えてくれるので、個人的には日本盤ホステスのような位置づけを勝手にしている。 昨…

様式美への愛 -Cruyff in the Bedroom

様式美、という言葉がある。 いわゆる形式としての美しさみたいな話であるわけだけど、音楽ジャンルもそういうものを感じるバンドはたくさんあるし、ある種のジャンルはそれ自体が様式美みたいな側面がある。 それこそメタルだって様式美だと思うし、ビジュ…

10代のアンセム足り得るか ―昆虫キッズ

青春時代、といって綺麗な思い出を携えている人はどれくらいいるのだろうか。 映画やマンガで美しく描き出される純粋さや、いかにも綺麗な女の子の色恋沙汰なんて、世の中にはそうありはしない、というは当たり前で、もしそれが当たり前ならそんな映画や物語…

マイペースが故に ―Moools

最近また日本のインディ系バンドをよく聴いている。 以前は70年代くらいのバンドを中心に聴いていた時期があったが、今は2000年以降のものである。 しかもあまり雑誌には出てこない、しかし業界人中心に評価の高いバンドが多い。 それこそ54-71とかもそうだ…

絶賛公演中 ―本日休演

この頃日本のアングラシーンのバンドもかなり新しいバンドが多く紹介されるようになってきた。 シティポップという文脈でYogee New WaveとかYkiki Beachとか、この間テレビにも出たWanimaだったかな、メロコア系らしいけど、そういうバンドもフックアップさ…

アングラキャッチー ―ピアノゾンビ

ちょうど私が高校生くらいの頃、2000年も始ってまもなくという頃だったが、当時はやっていたのはモンパチとかに代表されるメロコアであった。 ブルーハーツの再評価もあり、周りみんなが其れ系のを聴いていたのだけど、当時私は思春期を拗らせ始めていたので…

イベント2連チャン ―MorohaとかThe Fin.とか

先日の日曜日と昨日と立て続けにライブイベントへ。 片やMorohaのリリースパーティ、片やThe Fin.主催の年末イベントという体。 いずれも3バンド出たのだけど、前者はATATA、LITE、Moroha、後者はLITE、Bo Ningen、The fin.であった訳だが、この内ATATAとThe…

高濃度 ―54-71

最近また日本のインディ畑を漁っている。 以前はそれこそ80年代頃の奴が中心だったが、この頃は今少し最近のものも多い。 それこそgoatとかもインディだろうし、その界隈で空間現代も聴いたり。 少し遡るとフィッシュマンズとかも今更聴いてみたりして、日本…

見過ごされる才能 ―昆虫キッズ

先週末はここのところのストレスもあってか、ついCDを10枚以上買ってきてしまった。 しかも全てアルバム。 どうも私はストレス発散のためにCDを買うところがあるらしい。 まあ、昔からだけど。 さすがに全て聴けていないのだけど、積み上がったCDを観ると実…

日本のサイケの『100年後』の今 ―Orge You Asshole

昔から、というほど詳しい訳ではないのだけど、日本のサイケデリック音楽は海外アーティスト、特にインディ系のバンドには評価が高いらしい。 確か以前Deerhunterか何かのインタビューでも触れられていたし、その界隈のバンド達から日本のバンド名がしばしば…

歌の魅力 ―Predawn

昨日はPredawnという女の子が一人でやっているアコースティック系のアーティストのライブへ行ってきた。 清水美和子さんという子のソロプロジェクトというか、活動名義と言う方が正しいか。 以前イベントで見かけて、おやかわいい子がいる、というところで観…

陰陽 ―Plasticzooms

最近の音楽雑誌で高評価を得るアルバム、アーティストの傾向としてアルバム事に異なる音楽性を見せるというところがある。 それこそRadioheadこそ至高といった価値観が未だ持って強い編集が多いのだろうか。 ただ、そうした多様性を示せるのはそのアーティス…

十人十色 ―Syncronicity '15

今日はSyncronicityへ行ってきた。 考えてみたらここ数年は毎年行っているね。 確か去年は新木場、その前は渋谷だったけど、今年は渋谷でしたね。 しかも今年は例年になくラインナップがどストライクで、イベント始めからずっと楽しめた。 さらにステージ構…

コンセプトバンド ―Polysics

先週の事になってしまうが、 PolysicsとBack Drop Bombの対バンイベントがあったので行ってきた。 どっちも好きなバンドな上、かなり小さな箱なので近くで観られるし、いかにもライブハウス然とした会場で観られることもいいので、行かない理由はなかったで…

最近の若手、借りた奴 ―ゲスとか

大学の頃の友人の一人が音楽が好きで、今でもよく連絡を取り合っている奴がいるのだが、私と彼とでは音楽の趣味が被るところもあれば全く異なる事もあり、音源のやり取りをするときにはその辺りが出て面白い。 最近借りて聴いてみた奴をさらっと並べてみよう…

幸福の芽―The New House

昨日はどインディ満載イベント、Booked!へ言ってきた。 今週末はHostess Club Weekenderへ行く予定だったのが、イベント主催者側のヘッドライン調整付かずという都合で中止となってしまったので、とりあえず時間を持て余すくらいなら、といって参加。 このイ…

日本のアングラシーン ―世界的なバンドとか

最近また日本のバンドを良く聴いている。 日本のバンド、といっても正直言ってインディもインディ、知る人ぞ知るというゾーンを掘り下げている感じなんだけどね。 例えば画像に上げたバンドは世界的なバンドというふざけた名前のバンドである。 しかし、まだ…

轟音体感 ―downy

昨日はdownyのライブへ。 正確にはEastern Youthのライブのゲストとして出演していたのだが、私はそちらの方が目当て。 ちなみにイースタンは全くの未聴でしたがね。 さてdownyであるが、前座であるにも関わらず会場は既にフルフィル状態。 かなり文科系な客…

音楽の血脈 ―downy

最近また新譜もかなり出てきていて、毎月楽しい。 Kevin Drewの新譜は既に輸入盤は発売しているはずだが、どうやら流通の都合が入荷されず、新宿のタワレコにもなくて仕方なく4月まで待つ事に。 またMetronomyも輸入盤が出ていたので購入。 前作の路線なので…

日本のシューゲイザー ―Shelling

少し前の話になってしまうが、ジャパニーズシューゲイザーフェスという奴に言ってきた。 フェスと言う割にはこじんまりしていて、そもそも会場自体1000も入らない小さなところ。 それでも尚席にはゆとりが御座います、状態なので、要するにマイナーなイベン…

ラウドナウ! ―Redline Toure 2013

昨日はライブイベントRedline Tour 2013へ行ってきた。 目的はWagdug Futuristic Unityである。 彼らのライブを見るのは実に1年以上ぶりで、2ndが出て以降は行けていなかったのだ。 いつも平日開催だったのでね。 せっかくの日曜ライブと言うことで、はるば…

異空間 ―八十八ヶ所巡礼

昨日はまたぞおろライブへ。 先日ちこっとだけ書いた八十八ヶ所巡礼というバンドである。 渋谷のクラブクアトロだったのだけど、私はここへ行った事がなく、初っ端から迷子に。 中に入って更に迷子に。 何故便所の前にわざわざスタッフがいるんだ、紛らわし…

変態がいっぱい ―八十八カ所巡礼

自分という人間はつくづく因果なもので、世の中の変態的なものほど興味を引かれると言う趣向が在る。 いわゆる無難なもの、大衆的なもの、マス向けなものは、得てして味が薄い。 それよりもこってりと糸を引くくらいの濃厚さを持ったものをこそ好むのである…

売れない不思議 ―スムルース

日本のインディーズというのは実に面白かったりする。 それこそBoredoms的なハイパーアヴァンギャルドなものもあれば、ゴールデンボンバーのような違う意味で爆発した奴もいる。 最近ロックと言うジャンルはメジャーフィールドでははっきり売れない。 それこ…

アングラ万歳! ―Tokyo Style Band

先日の日曜日にライブイベントへ行ってきた。 主に海外を拠点として活動する日本人バンドを一堂に集めたかなり濃いイベントである。 6バンド出たのだが、トリはBo NingenとComanechiのダブルヘッド。 以下The Novembers、Plasticzooms、ZZZ's、Ningen OKと…

ストイックではダメっすか? ―にせんねんもんだい

流行廃りは何ごとにもある訳だが、大体において私はそれらに合致しない。 ピンとこない訳である。 まあ、正直に言うと流行廃りに一々左右されている奴を見るに付けクソが、などと毒づいているような有様なので、そうした心象も影響しているのかもしれない。 …